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離婚の手続きが大変な国際離婚

離婚の手続きをするにおいて一番大変な離婚は国際離婚です。

先日、青森県の巨額横領事件によって多額のお金を得たチリ人のアニータなる人物が刑務所で服役している夫に会いに来日したニュースが大きく報じられました。この二人はまだ夫婦関係にあり、夫である千田受刑者との離婚が成立しないことには彼女はチリで新しい恋人と結婚することが出来ないのです。

先日の来日は千田受刑者との離婚を成立させるためだったと言われています。この件を見ても、国際離婚の手続きが複雑であることが分かります。

国際結婚の際にも双方の国で結婚を成立させる必要があったわけですから、国際離婚の際にはその逆のことが全て必要になるというわけです。

日本の法律では協議離婚が認められています。これは分かりやすく言うと「本人同士が同意していればいつでも離婚が可能」という意味です。日本の一般的な常識では当人同士が別れようと言っているのだから、いいじゃないか。これが当たり前のような気もします。

ですがこれは実は少数派で、多くの国はそれだけでは離婚は成立できません。
離婚届の受理でそのまま離婚が成立するのは、国際結婚の相手国が法律でも協議離婚を認めている場合と、「住居地の法律を適用する」としている場合のみで、それ以外の国の場合は裁判を経て離婚を認める判決が出た場合、それを相手国の公館に提出して初めて国際離婚の成立となります。

また国際離婚の際に度々起きる問題は子供の連れ去りです。離婚の際に一方の親が無断で子供を自国に連れ帰ってしまう事をさしますが、これは夫婦の離婚問題がこじれて別居が長く続いたり、裁判で親権者や監護者になれなかった場合などに多く起こります。

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